【お知らせ】考えを共有するサービスへ。答えを教えないコンサルティング、始めます。

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2025年インテリスクは新たなステージへアップデートします

いつもインテリスクのブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

2025年という節目を迎えるにあたり、私たちインテリスクは、これまでのコンサルティングサービスの在り方を根本から見つめ直し、大きな変革に挑戦することを決意いたしました。

その核心となるのが、「答えを出さないコンサルティング」という、まったく新しいアプローチです。

「コンサルティングなのに、答えを教えてくれないの?」

そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。私たちはあえて「答え」を提示することをやめます。それは、お客様の未来にとって、もっと本質的で、もっと持続可能な価値を提供したいという強い想いがあるからです。

なぜ、”答え”を教えることをやめたのか?

従来のコンサルティングは、お客様が抱える課題に対し、専門家として明確な解決策(答え)を提示することが一般的でした。それは、いわば「魚を与える」行為に似ています。もちろん、すぐにお腹は満たされますが、またお腹が空いたとき、誰かが魚を与えてくれなければ、問題は解決しません。

私たちは、お客様に「魚の釣り方」そのものを習得していただくことこそが、真の価値提供だと考えました。外部のコンサルタントに依存するのではなく、お客様自身の力で課題を発見し、解決策を導き出し、実行できる。そんな自律的な組織へと成長するプロセスを、私たちは全力でサポートしたいのです。

提供するのは「答え」ではなく「判断の軸」

では、「答えを出さない」代わりに何を提供するのか。それは、お客様が自らの力で考え、意思決定するための「判断の軸」です。

考え方の共有

私たちは「先生」として一方的に教えるのではなく、お客様と共に見つけ、共に学ぶ「パートナー」でありたいと考えています。課題解決へのアプローチ方法、規格や要求の背景にある思想、安全コンセプトの考え方など、判断の基盤となる知識や視点を丁寧に共有します。

主体性を育むコミュニケーション

私たちは、「~しないとダメです」「これでOKです」といった断定的な表現を使いません。なぜなら、そうした言葉は無意識のうちに「言われたからやる」という受け身の姿勢を生み出してしまうからです。
代わりに、「規格の要求から逸脱している可能性があり、その場合のリスクは〇〇です」というように、客観的な事実と定量的な指標を示します。最終的な判断と行動の舵取りは、お客様ご自身に委ねる。このプロセスこそが、「自分ごと」として課題に取り組む主体性を育むと信じています。

誰かのせい」から「自分ごと」へ。組織の体質を変える挑戦

この新しいアプローチは、お客様の組織文化にも大きな変化をもたらします。

「コンサルタントに言われた通りにしたのに、うまくいかなかった」

このような他責思考から脱却し、「自分たちの未来は、自分たちで決める」という強い当事者意識が組織全体に芽生えていきます。それは、一過性の課題解決に留まらない、組織としての大きな成長です。

インテリスクは、お客様がコンサルティングサービスから”卒業”することを目指す、少し変わった会社かもしれません。しかし、それこそが私たちの考える、お客様への最大の誠意です。

2025年、インテリスクはお客様の成功と成長を共に歩むパートナーとして、新たな一歩を踏み出します。私たちのこの挑戦が、皆様の未来にさらなる可能性を拓く一助となることを、心から願っています。この取り組みにご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度ご相談ください。ご連絡を心よりお待ちしております。

2024年12月1日 インテリスク株式会社
代表取締役 中川潤一

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